【BLOCKRISEX】blockrisexc.comの実態は投資詐欺?閉鎖された怪しいサイトの口コミ評判

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皆さんこんにちは!河口です!

近年、仮想通貨やFX投資に関心を持つ人々を狙った悪質な投資詐欺が急増している中、特に注意が必要なのが「BLOCKRISEX(blockrisexc.com)」という取引所です。

この取引所は一時期、AI投資や高利回りの資産運用を謳って多くの投資家を勧誘していましたが、現在ではサイトが閉鎖され、多数の利用者が出金できない状況に陥っています。

複数の詐欺検証サイトでは、BLOCKRISEXを「架空の取引所」「投資詐欺」として警告しており、実際に被害に遭った投資家からの深刻な報告が相次いでいます。

一見すると本格的な仮想通貨取引所のような外見を装っていたBLOCKRISEXでしたが、その実態は投資家の資金を騙し取ることを目的とした悪質な詐欺サイトだった可能性が極めて高いのです。

現実離れした高利回りで投資家を誘惑

BLOCKRISEXが投資家を誘い込むために使った最も危険な手法は、現実的ではない異常な高利回りを約束することでした。

「AIスマートチップ投資」と称して日利0.3〜3%という驚異的な収益率を宣伝し、さらには「7日間で日利1.2%」「60日間で年利1,000%超」といった常識では考えられない投資プランを提示していました。

正規の金融機関や健全な投資商品では、このような高利回りを保証することは物理的に不可能です。

これらの数字は投資初心者や欲に目がくらんだ投資家を引き寄せるための完全な虚偽広告だったと考えられます。

さらに問題なのは、これらの高利回りを「AI技術」や「最新のブロックチェーン技術」といったもっともらしい理由で正当化しようとしていた点です。

実際には、このような技術を使っても継続的に高い収益を上げることは不可能であり、投資家を騙すための巧妙な演出に過ぎませんでした。

多くの投資家がこの甘い誘い文句に惑わされ、貴重な資金を失うことになったのです。

運営実態が完全に不透明な怪しい業者

BLOCKRISEXの運営に関する情報を詳しく調査すると、極めて不透明で信頼性に欠ける実態が浮かび上がります。

公式サイトでは「Blockrisexchange Inc.」という会社がアメリカのコロラド州に登録されていると主張していましたが、実際にコロラド州の法人登録データベースを調べても、該当する企業は確認できませんでした。

また、米国の金融犯罪取締ネットワーク(FinCEN)にMSB(マネーサービスビジネス)として登録済みと表示していたものの、提示されたMSB番号はFinCENの公式データベースに存在しないことが判明しています。

これは明らかに偽の登録情報を使って投資家を騙そうとした証拠です。

さらに深刻なのは、正規のMSBライセンスでは仮想通貨の預かりや運用、AI投資などのサービスは許可対象外であるにも関わらず、これらのサービスを提供していた点です。

つまり、仮に本当にMSB登録があったとしても、BLOCKRISEXが行っていた業務は完全に違法行為だったということになります。

このような運営実態の不透明さは、健全な金融業者では絶対に見られない特徴であり、詐欺業者の典型的なパターンと一致しています。

出金トラブルが多発していた深刻な状況

BLOCKRISEXに関する最も深刻な問題は、多数の利用者が出金できない状況に陥っていたことです。

複数の詐欺被害報告サイトには、「最初は少額の出金ができたが、大きな金額を投資した途端に出金できなくなった」「利益が出ているように見えるが、実際には一切出金されない」といった被害報告が相次いでいました。

さらに悪質なのは、出金を申請すると「税金の支払いが必要」「ハッキングやマネーロンダリングの疑いがある」「システム手数料を先払いしなければならない」といった理由で追加費用を要求されるケースが多発していたことです。

これらはすべて典型的な詐欺の手口であり、追加で支払ったとしても結局出金されることはありませんでした。

正規の金融機関では、出金時に追加費用を先払いで請求することは絶対にありません。

被害者の中には「結婚を前提とした恋人から勧められて投資したが、出金できずに関係も破綻した」「消費者金融からの借り入れまで勧められ、多重債務に陥った」といった深刻なケースも報告されています。

これらの手口は、単なる投資詐欺を超えて、被害者の人生そのものを破綻させる極めて悪質な犯罪行為でした。

マルチ商法的な紹介制度で被害を拡散

BLOCKRISEXが採用していた紹介制度も、典型的なマルチ商法の構造を持つ危険なシステムでした。

第一層紹介者には20%、第二層には10%、第三層には5%という異常に高い紹介報酬を設定し、利用者に新たな被害者を勧誘させる仕組みを構築していました。

このような高率の紹介報酬は、健全な金融業界の常識を完全に逸脱したものであり、資金流入を前提とした疑似通貨システムに近い構造でした。

多くの被害者は、この紹介制度によってSNSやマッチングアプリで知り合った人物から勧誘を受けており、人間関係を利用した卑劣な手口によって被害が拡散していました。

「必ず儲かる」「将来の二人の資金を稼ごう」といった甘い言葉で騙され、最終的には紹介者も被害者も両方が資金を失うという悲惨な結果を招いていました。

SEO検索でも発見できない怪しいサイト運営

BLOCKRISEXの不審さは、ウェブサイトの運営方法からも明らかでした。

専門調査会社の分析によると、公式サイトの自然検索トラフィックは「ゼロ」に近く、Googleの検索結果にも適切にインデックスされていませんでした。

これは通常の企業サイトでは考えられない異常な状況であり、検索エンジン経由での新規顧客獲得を意図的に避けていた可能性があります。

多くの利用者はSNSでの個人的な勧誘や紹介コード経由でサイトにアクセスしており、これは詐欺業者が身元を隠しながら活動するための典型的な手法でした。

また、iOSアプリについても、正規のApp Storeを経由せず、企業用配布プロファイルを使用してダウンロードさせる方法を採用していました。

これはAppleの審査を回避するための手法であり、マルウェアの混入や個人情報の不正取得のリスクが極めて高い危険な配布方法でした。

サイト閉鎖で完全に連絡不能となった現在の状況

現在、BLOCKRISEXの公式サイトは完全に閉鎖されており、利用者との連絡手段も一切遮断されています。

これは詐欺業者が十分な資金を集めた後に計画的に姿を消すという、典型的な出口戦略の実行を示しています。

多くの投資家が資金を預けたまま連絡が取れない状況に陥っており、返金の見込みは極めて低いと考えられます。

このようなサイト閉鎖は、BLOCKRISEXが最初から長期的な事業運営を意図していなかった証拠であり、短期間で資金を騙し取って逃亡することを前提とした詐欺行為だったことを明確に示しています。

被害者の中には「昨日まで普通にアクセスできていたのに、突然サイトが消えた」「運営からの事前通知も一切なかった」といった証言もあり、非常に計画的で悪質な犯行であったことが伺えます。

まとめ:BLOCKRISEXは典型的な投資詐欺だった

以上の調査結果から、BLOCKRISEXは最初から投資家を騙すことを目的とした悪質な詐欺サイトであったことが明らかです。

現実離れした高利回りの約束、運営実態の不透明さ、偽の登録情報、深刻な出金トラブル、マルチ商法的な紹介制度、そして最終的なサイト閉鎖と資金持ち逃げという一連の流れは、投資詐欺の教科書的なパターンそのものでした。

現在も同様の手口を使った新たな詐欺サイトが次々と登場しており、BLOCKRISEXの被害者を狙った二次被害の勧誘も報告されています。

このような詐欺に遭わないためには、異常な高利回りを約束する投資案件には絶対に手を出さない、運営会社の実在性を必ず確認する、出金テストを小額で行う、などの基本的な自己防衛策が不可欠です。

BLOCKRISEXのような詐欺サイトの被害者にならないよう、十分な注意と警戒心を持って投資判断を行うことが重要です。

甘い言葉に惑わされず、情報を冷静に精査し、自分の資産や個人情報を守る行動を心がけることが重要です。