皆さんこんにちは!河口です!
副業や投資案件が溢れる昨今、初期投資1万円が最短8日で100万円になると謳う「REVIVE(リライブ)」という投資システムが注目を集めています。
開発者として登場する鈴木雄一郎氏は、NASAや気象庁が採用する環境因子統計アルゴリズム開発の専門家と紹介されていますが、その実態には多くの疑問符が付けられています。
株式会社GENERALHAWKが販売するこのシステムについて、口コミや評判、特商法の表記、そして投資詐欺の可能性まで、ネガティブな視点から徹底的に検証していきます。
REVIVEの実態は競艇予想システムという驚きの事実
「初期投資1万円が最短8日で100万円」という甘い言葉に惹かれてREVIVEに興味を持った方も多いでしょう。
しかし、蓋を開けてみれば、このシステムの正体は競艇(ボートレース)の予想配信システムに過ぎません。
投資という言葉で期待させておきながら、実際はギャンブル性の高い公営競技の予想システムだったという事実に、多くの人が失望しています。
セールスページでは「証券口座の開設不要」「LINEに届く通知の通りにたった1分で投資完了」といった文言が並んでいますが、これは正規の金融商品ではないことを暗に示しているのです。
競艇はあくまでギャンブルであり、選手のコンディションや水面状況、展開などの偶然性に大きく左右される競技です。
いくらデータ分析を駆使したところで、短期間で安定的に資金を増やし続けることは極めて困難です。
NASAや気象庁の技術を応用したAIシステムという壮大な説明も、競艇予想という実態を知ると、誇大広告としか思えなくなります。
動画内では実際にボートレース場に足を運び、REVIVEのシステムで予想を的中させる様子が映されていますが、これにはトリックがあります。
舟券を購入したように見せかけるソフトを使えば、実際には購入していなくても購入したように見せることができるのです。
さらに、過去のレース映像を使って結果を知りながら解説すれば、100%的中したように演出することも可能です。
つまり、動画で見せられる「驚異的な的中率」は、後付けの演出である可能性が極めて高いと言わざるを得ません。
鈴木雄一郎という人物の経歴に対する疑問
REVIVEの開発者として紹介される鈴木雄一郎氏は、AIエンジニア、統計アルゴリズム研究者、機関投資家といった肩書きを持ち、Environmental Value(環境価値)の研究者として紹介されています。
NASAや気象庁モデルに代表されるEV-Core Systemを開発したという輝かしい経歴が並んでいますが、この経歴を裏付ける客観的な情報は一切見つかりません。
「環境価値 研究者 鈴木雄一郎」で検索しても、本案件のレビュー記事や同姓同名の俳優の情報がヒットするばかりで、研究者としての実績は確認できないのです。
実は「Environmental Value(環境価値)」という概念自体は、環境がもたらす社会的・経済的な価値を評価する学問分野であり、金融トレードや短期投資システムの開発とは専門分野が大きく異なります。
つまり、仮に鈴木雄一郎氏がEnvironmental Valueの研究者だったとしても、それは投資の専門家であることを意味しないのです。
さらに気になるのは、動画に登場する「鈴木雄一郎」を名乗る人物の正体です。
調査を進めたところ、この人物と容姿や声の特徴が非常によく似ている役者の方が見つかっています。
顔立ちだけでなく、話し方や声質まで酷似しており、演出目的で起用された人物である可能性が否定できません。
また、動画内に登場する実践者3名についても、舞台を中心に活動している役者と酷似している人物が複数確認されています。
このような状況から、REVIVEのプロモーション動画に登場する人物たちは、演技として出演している可能性が高く、実際の開発者や実践者ではない恐れがあります。
経歴を盛って凄そうな人物に見せるパターンは、この手の怪しい案件では確立された手法であり、信用するべきではないでしょう。
198,000円という高額な参加費用の実態
REVIVEのシステムを利用するためには、「REVIVE RESTART CLUB」というオンラインコミュニティに参加する必要があります。
その参加費用は一括払いで198,000円(税込)に設定されており、利用期間は6ヶ月間のみです。
6ヶ月間以降も継続して利用したい場合は、再び同額の費用がかかると考えられます。
「初期投資1万円から始められる」という謳い文句に惹かれた方にとって、約20万円という参加費用は大きな矛盾です。
しかも、この20万円を支払ったからといって、広告通りに稼げる保証はどこにもありません。
24時間限定の特典として「現金30万円即収入マニュアル」なるものが付与されるとのことですが、中身が不明瞭で信頼性に欠けます。
マニュアルを読むだけで30万円が手に入るなら、世の中に借金で苦しむ人などいなくなるはずです。
さらに問題なのは、この「24時間限定」という表現自体が虚偽である点です。
REVIVEのページでは「本日○月○日限定」といったポップアップメッセージが表示されますが、翌日や数日後に同じページへアクセスしても、同様の「本日限定」表示が繰り返されます。
HTMLソースを確認すると、表示されている日付は実際のキャンペーン期間とは無関係で、単に「アクセスした当日の日付」を自動取得して表示しているだけなのです。
この手法の目的は明確で、限定感や希少性を演出し、冷静に内容を検討する時間を奪うことにあります。
「今だけ」「本日限定」「特別にあなたへ」といった言葉は、人の心理に強く働きかけ、焦りを生じさせる典型的な手法です。
競艇予想システムに約20万円という大金を支払うのは、どう考えても高額すぎます。
しかも、システム代を回収する前に軍資金が底をついてしまう可能性が非常に高いでしょう。
株式会社GENERALHAWKの怪しい実態
REVIVEの販売事業者である株式会社GENERALHAWKについても、いくつか気になる点があります。
特商法に記載された会社住所は「神奈川県伊勢原市東大竹1丁目21番3」ですが、この場所は賃貸マンション「ラ・ポール田中」の一室です。
稼いでいる会社が入居しているようには見えない普通の賃貸マンションであり、名義貸し名義で借りた仮の住所で、本拠地は別にある可能性があります。
国税庁の法人番号公表サイトで確認すると、株式会社GENERALHAWKは2016年5月に設立された法人ですが、以前は愛知県名古屋市に所在していました。
平成29年まで使用していた住所「愛知県名古屋市中区栄3丁目15番27号 いちご栄ビル9F」には、平成27年から2024年5月までの期間、「株式会社ライトニングプレミアム」(現:株式会社アシスト)という別の企業も存在していました。
この株式会社ライトニングプレミアムは、「坂本よしたか」が設立した会社で、複数の商材を販売してきた実績があります。
株式会社GENERALHAWKと株式会社ライトニングプレミアムは、一定期間において同一の所在地を使用していたという事実は、何らかの関係性を示唆しています。
さらに、REVIVEのセールスページが格納されているサーバーには、他の多数の商材ページも格納されています。
これらの商材の販売会社は「株式会社GENERALHAWK」「鈴木商事株式会社」「株式会社RuckUp」「株式会社マスターマインド」とバラバラですが、同一サーバーを利用していることから、何らかのつながりがあると考えられます。
特に注目すべきは、「THE MONEY MAIL(SHIFT)」の将軍(加藤隆伸)、「大森敦弘」、「ZAKZAK」の白石正人、「AUTOPIA」の若林茂など、複数の商材担当者がメルマガやLINEでREVIVEを推薦している点です。
これらの案件は、利用サーバーや販売会社が同じだったり、お互いの商材を推薦していたり、動画のYouTubeアカウントを共有していたりと、たくさんの共通点があります。
このような状況から、株式会社GENERALHAWKは組織的に複数の商材を展開するネットワークの一部である可能性が高いと言えます。
口コミ・評判が見つからない不自然さ
REVIVEや株式会社GENERALHAWK、鈴木雄一郎についてネット上で口コミを検索しても、「安全なシステム」「8万円稼げた」というリアルな利用者の声は一切見つかりません。
見つかるのは注意喚起をしている検証サイトや、運営が用意したと思われるサクラのような不自然な絶賛記事ばかりです。
もし本当にREVIVEで稼げているユーザーが存在するなら、SNSやブログ、YouTubeなどで成果報告をする人が現れてもおかしくありません。
しかし、そのような実践者の生の声は一切確認できないのです。
これは、実際に参加したユーザーが満足していない、あるいは思うように稼げていない可能性を強く示唆しています。
競艇予想で本当に稼げる力があるなら、自分で的中させて稼げば良い話であり、予想システムを他人に販売する必要はありません。
つまり、自分では使わないような質の予想システムを、高額で販売している可能性が高いのです。
また、REVIVEは@PRESSという有料プレスリリース配信サービスを利用して、複数のメディアに記事を掲載させています。
一見すると「メディアにも注目されている」ように見えますが、これは第三者の評価や取材によるものではなく、費用を支払って情報を配信した結果に過ぎません。
プレスリリースの注意事項には「本システムは競艇市場における環境要因や統計データをもとに市場分析を行うことを目的としたシステムです。舟券の購入や投票行為を助長・推奨するものではなく、賭博行為を目的としたサービスではありません」という記述があります。
しかし、REVIVEは最終的に有料会員制サービスへ誘導され、実質的には舟券購入を前提としたシステムです。
この矛盾は、建前と実態が大きく異なることを物語っています。
プロダクトローンチという心理操作の手法
REVIVEは典型的なプロダクトローンチという販売手法を採用しています。
公式LINEを登録すると、開発者の鈴木雄一郎氏が登場する解説動画が第1話から第3話まで段階的に配信されます。
第1話ではREVIVEがいかに画期的で優れた投資システムであるかが強調され、視聴者の期待感を高める内容になっています。
第2話では「実践者」を名乗る3名が登場しインタビューが行われ、REVIVEの投資対象が「競艇」であることが明かされます。
第3話では実際の運用イメージを見せつつ、最終的に会員制メンバーシップへの参加募集へと誘導される流れです。
このように、複数回に分けて動画を配信することで、視聴者の期待感を数日かけて最大限に高めたところで、最後に本命の高額商品を販売するのがプロダクトローンチの手法です。
動画の中では、鈴木雄一郎氏が数字と事実で証明すると自信満々に話しますが、実際に見せられるのは編集でどうにでもなるスマートフォンの画面や札束の映像ばかりです。
具体的なロジックの説明はどこか煙に巻いたような表現に終始しており、タップするだけで即金が得られるという初心者への甘い誘惑が繰り返されます。
本当に稼げるシステムなら、これほど派手な演出で煽る必要などないはずです。
冷静に見れば非常に不自然であり、心理操作の手法が随所に散りばめられていることが分かります。
インタビュアーを務める「中井耀志」という人物も、複数の商材のプロモーション動画において同様の役割で登場しており、このようなプロモーション専門の役者である可能性が高いでしょう。
まとめ:REVIVEへの参加は慎重に判断すべき
鈴木雄一郎氏が開発したとされるREVIVE(リライブ)について、様々な角度から検証してきました。
初期投資1万円が最短8日で100万円になるという謳い文句は、あまりにも現実離れしており、誇大広告と言わざるを得ません。
蓋を開けてみれば競艇予想システムに過ぎず、NASAや気象庁の技術を応用したという説明も過剰な演出です。
開発者とされる鈴木雄一郎氏の経歴には裏付けとなる客観的な情報がなく、動画に登場する人物も役者である可能性が高いです。
198,000円という高額な参加費用に見合った価値があるとは考えにくく、動画のように的中しまくれるという保証もありません。
競艇はギャンブルであり、必勝法など存在しないという大前提を忘れてはいけません。
株式会社GENERALHAWKの実態も不透明な部分が多く、組織的に複数の商材を展開するネットワークの一部である可能性があります。
実際の利用者による肯定的な口コミや評判が一切見つからないという事実も、大きな懸念材料です。
「本日限定」という表示が毎日繰り返される仕組みや、プロダクトローンチという心理操作の手法が使われている点も、冷静な判断を妨げる要素です。
以上のことから、REVIVEへの参加はリスクが高く、慎重に判断すべきだと言えます。
副業や投資で成功したいという気持ちは誰にでもありますが、甘い言葉に惑わされず、客観的な事実に基づいて冷静に判断することが大切です。
甘い言葉に惑わされず、情報を冷静に精査し、自分の資産や個人情報を守る行動を心がけることが重要です。





