こんにちは!令和の副業スタイルの河口春菜です。
今回調査依頼を頂いた副業は「ネクストジョブ」という案件です。
2020年、世界的な感染症拡大の影響もあり、在宅でできるお仕事の注目度が高まっています。
外での仕事に制約・リスクが生まれたことで、在宅でできる副業をと考えている人が増えている一方で、そのような謳い文句の副業が増えています。
今回紹介する「ネクストジョブ」もその一つです。
1日1万円~10万円稼ぐことが可能と謳われているサイドビジネスについて本当に稼げるのか、無料で可能な範囲で調査してみました。
「ネクストジョブ」ってどんな副業?
ネクストジョブのサイトに提示されている内容をチェックしてみると、
・最新アプリを使用して1日10分
・1日1万円~10万円以上稼ぐことが可能
とあります。
そしてまずはLINE登録をとのことですが、既にこの時点でいくつか怪しいと言わざるを得ない点があります。
国内リサーチ会社調べとは?

ネクストジョブのページでは、上記のような1位を記録しています。
しかし、調査したのは「国内リサーチ会社調べ」としか記載がありません。
実はこれ、既に違法です。
今日、リサーチに関しては「いつ」「どの期間」「何を対象にした」リサーチなのかを表示することが義務付けられています。
真っ当な通販のページでも同じように「口コミ1位」「満足度99.7%」といった数字を見かけることは珍しくありませんが、よく見るとリサーチした状況等が細かく記載されています。
しかしネクストジョブでは上記画像にあるように
「※国内リサーチ会社調べ」としか記載がありません。
これは、現在のWEB上での特定商取引法に違反しています。
特定商取引法に基づく表記
WEB上にて何かを販売する場合、特定商取引法に基づく表記の記載が義務付けられています。
ネクストジョブにも記載されていますので見てみましょう。

この表記からもわかるように、ネクストジョブは日本の会社ではありません。
末尾に「HK」とありますので香港の会社のようですが、この表記が正しいものなのかもわかりません。
ちなみに該当住所をGoogleMAPで調べてみました。

一応はマンションがあります。
しかし、オフィスビルではなく住居用な雰囲気もしますが…。
この点は日本からではなかなか分からない部分ですが、とりあえず表記された香港の住所に建物はあります。
もちろんここが本当にネクストジョブの会社だとは断言できませんが。
LINE登録をしてみる
ネクストジョブでは、まずはLINE登録をとありますので、LINEに登録してみました。
すると、少々おかしなことに気付かされます。

お分かりでしょうか?
そうです、所在国・地域が「キプロス」になっています。
先に特定商取引法に基づく表記では香港の会社が記載されているのですが、LINEの登録ではキプロスで登録されています。
香港に会社を置き、キプロスで登録しなければできない事業なのでしょうか?
既にこの時点で信ぴょう性の低い副業だと言わざるを得ませんが、LINE登録してみました。
すると、さっそくメッセージが送られてきました。

こちらは実際のやり取りではなく、送られてきた画像です。
つまり、加入するとこれだけ稼げますよとのアピールなのでしょう。
この画像によると、この会員は2022年1月に186,000円稼いでいることが分かります。
さらにしばらくすると、メッセージが届きました。

枠があるとのこと。
さらには運営事務局の電話番号も記載されているのですが、これは言うまでもなく東京の電話番号です。
香港にオフィスを構えつつ、キプロスにてLINE登録しているものの電話番号は東京のものです。
ちなみにこちらに「184」を付与して電話をかけても出てくれませんでした。
本当にビジネスを提供したいと考えているのであれば、184を付けても出てくれると思うんですが…。
さらにもう一通のメッセージが送られてきました。

通常価格10,800円の「nextガイド」なるものを、2,800円で販売してくれるとのこと。
さらには返金制度もあるとのこと。
これだけを見ると親切に思うかもしれませんが、ここで特定商取引法に基づく表記を見てみましょう。

この画像の下部に、
「本サービスの性質上、返品、返金、クーリングオフは受け付けないものとする」
との記載があります。
LINEでは「返金制度がある」と記載されているのですが、通常価格10,800円の「nextガイド」なるものを、2,800円で販売してくれるとのこと。
さらには返金制度もあるとのこと。
これだけを見ると親切に思うかもしれませんが、特定商取引法に基づく表記では返品・返金は受け付けないとしています。
書き間違いでしょうか?
どちらが正しいのか分かりませんが、もしも実際に「nextガイド」なるものを購入したものの、結果が出ないで返金を申請しても「特定商取引法に基づく表記に返金不可と記載している」と言われて終わりになるでしょう。
ネクストジョブの正体は?
とにかく作りの甘さが目立つネクストジョブ。
では一体何をするのかといえば、申し込みの電話にも出なかったところを考えると、2,800円の「nextガイド」を売りたいのではなく、個人情報収集業者の気配がします。
もしかしたら「184」を付けずに電話をかけたら電話に出てくれるかもしれません。
そもそも、販売利益をと考えるのであれば2,800円ではなく、もう少し高額で販売するはずです。
つまり、2,800円という「買えそうな額」に設定しているのは、商材販売での利益を狙ったものではなく、そこに釣られて電話をかけてくる相手の個人情報こそ、目当てなのではないかなと。
もし本当に2,800円の商材を販売して利益をと考えているのであれば、販売価格を考えると緻密に作り上げたものではなく、web上で簡単に調べられるような情報をまとめただけでしょうね。
でなければ、2,800円という額では販売しないでしょう。
まとめ
ネクストジョブについてまとめてみました。
特定商取引に関する記述では香港に会社があるものの、キプロスにてLINE登録しながら日本で2,800円の商材を販売する。
このようなスタイルの時点で怪しさに溢れています。
口コミを見ると辛辣な評価が並んでいますが、それも妥当な評価でしょう。
これを踏まえて私はこのネクストジョブにはかかわらない方が無難と判断いたします。
探せばいくらでも稼げる可能性の高い副業はありますので焦らず自分にあった副業を選んでいただけたらと思います。
では次回の記事でお会いしましょう。
河口でした。




